「ギブ・アンド・テイク」(give and take)という言葉がありますよね。
これって基本的な関係です。
こちらが相手に与える代わりに、相手にも要求するという
考え方ですね。とても対等な関係です。
「ギブ・アンド・テイク」は非常に基本となる考え方です。
自分の親友や友達との関係はどうでしょうか?
少し思い返してみましょう。
相手に一つ与えたら、
一つ返して貰うことを前提にして友達になったでしょうか?
大切な人に何かしたから何かを返してと、見返りを求めますか?
そうなったら、幻滅しますよね。
親友や大切な人から、そのようなことをされた経験は無いでしょう。
実際、私の周りにもそういう方がいます。
色々な友達を結構紹介されているのに、自分の友だちは全く紹介しない人…。
自分の友だちを自らの話の中で結構出してくるのに、結局紹介しないんです。
これも程度のレベルがありますが、あまりにも隠されると
信頼できなくなってしまいます。
これからもずっと繋がっていたい人とは
「ギブ・アンド・テイク」だけでは、上手くいかないです。
どうしたら良いんでしょうか?
対人関係での基本は
「ギブ・アンド・ギブ」(give and give)です。
「ギブ・アンド・ギブ」とは、こちらが一方的に与え続け、
相手からの見返りは求めないという考え方です。
相手に与えることで相手に喜んでもらう、
相手が喜ぶとこちらも嬉しくなるので、さらに与えるということです。
例えば、非常に困っている時に、何の見返りも要求されず、
助けてくれたり何かを与えられたりしたら、
どう思いますか?
今度は自分が何としても相手を助けたり
何かお礼を多くしたりしたいと思うでしょう。
最初からテイクを期待していないということが、
「ギブ・アンド・テイク」と「ギブ・アンド・ギブ」
の大きな違いです。
「ギブ・アンド・テイク」では、こちらがサービスをしたことに対して、
相手が支払いをするという1回の関わりで終わってしまいます。
しかし、「ギブ・アンド・ギブ」の場合は、
こちらがサービスを何回も何回も提供する機会をもつことで、
関係を長続きさせます。
そこから、信頼関係を築いていくのです。
無償の行為こそが、関係性を生むんです。
なんかキリストの教えみたくなりましたね笑
それではまた明日!