現在、新型コロナウィルスの感染拡大で、世界的に深刻な影響が出ていますね。
私も東京に住んでいますので、ガッツリ外出規制中でちょっとストレスが溜まっています。
早く焼き鳥屋でビールが飲みたい…笑
さて、話は戻して、コロナウィルスの影響として店舗の閉鎖や、営業時間の短縮、マスクや消毒液などの衛生用品の在庫不足、イベントの全面中止など・・・、全世界に深刻な影響を及ぼしていますが、BUYMA(バイマ)にもやはり影響はあるのでしょうか?
BUYMA上でコロナウィルスの影響はあるのか?
答えは「YESでもあるし、NOでもある」です!
何もしなければ基本的に影響必至ですが、やり方次第では今回の新型コロナウィルスの影響をプラスにすることも可能になります。では、どの点で影響が出てくるのかを、大きく3点を元に解説していきます。
①配送に関する点
コロナウィルスの影響で一番大きいのは、配送に関する点になります。
基本的にBUYMAで買い付ける商品の多くは、欧米から発送されることが多いです。
海外の実店舗でスタッフを経由し購入するにせよ、オンラインショップにて買い付けるにせよ 必ず必要なのが国外からの配送、つまり「物流」です。その点で欧米から日本への発送には、その物流が必須なのですが、その物流がほぼ停滞しています。
私も通常2週間位かかる配送が1ヶ月ほどかかりました。こうなると、お客様に延長期限申請を出さなくてはいけないため、かなり影響が出てるなと言う感じです。
日本郵便も、以下のような案内を出しています。
コロナウイルス(COVID-19)に関するお知らせ
コロナウイルス(COVID-19)に関するお知らせをご覧いただけます。
郵便局をご利用されるお客さまへ
いつも郵便局をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。
郵便局では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お客さまと社員の安全を確保する措置をとっており、
感染拡大防止のため、以下の内容について、お願い申し上げます。感染拡大防止のためのお願い事項
通常以上にお待ちいただくことや、混雑状況によっては入場制限をさせていただくことがございますので、お急ぎでないご用件につきましては、ご来局をお控えいただきますようお願いいたします。
ご来局される場合は、マスク着用等、感染拡大防止にご協力ください。
大量硬貨による預入や、書き損じはがきの交換など、お時間を要するお取り扱いにつきまして、時期変更のご協力をお願いいたします。
お電話でのお問い合わせや、ATMのご利用で代替が可能なお取り扱いにつきましては、そちらのご利用をご検討くださいますようお願いいたします。
以上、ご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。引用元:日本郵便
その中でも特にBUYMAに影響するのが以下になります。
一部の国・地域宛て国際郵便の一時引受停止および遅延等について(4月23日更新)
新型コロナウイルス感染症の世界的まん延に伴い、各国・地域で、国際郵便物の受入停止等の措置が取られていることおよび日本との間で発着する航空機が大幅に減便・運休となり、輸送ルートが途絶えていることから、4月2日(木)から当分の間、一部の国際郵便物のお引受けを一時停止しているところですが、4月24日(金)から別紙(PDF39kバイト)のとおり、対象国・地域を拡大いたします。
主な対象郵便物
EMS郵便物
航空扱いまたはSAL扱いとする通常郵便物および小包郵便物
これまでお引き受けしました国際郵便物のうち、名宛国・地域宛てに発送できないものについては、順次、配達を担当する郵便局から返送いたします。
なお、ウクライナ宛てについては、船便での送達ルートが確保できたことから船便扱いとする郵便物の引受けを4月27日(月)から再開いたします。
また、お引受けを一時停止していない国・地域についても、世界的な航空機の減便等により、お届けに遅延が生じる可能性が高いことをお知らせします。
お客さまにはご迷惑をおかけしますが、あらかじめご理解、ご了承くださいますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
引用元:日本郵便
このように多くの国からのEMSや国際小包が引受停止になっています。
4月23日現在では、もはやアメリカからのEMS等も引受停止になっているほどです。
しかし、このような状況でも打開はできます。
それは民間の配送会社を利用することです。
平時の際は、基本的に送料の観点でEMSを使った方がいいのですが、今のご時勢において民間の配送会社は自社の航空機を持っているので、そこまで遅延もなく日本まで配達されます。
なので、配送は必ず民間の配送会社を利用しましょう。
具体的な会社としては、DHL・UPS・Fedexなどが考えられます。国際郵便よりは割高になる可能性が高いですが、このご時勢でほぼ確実に2週間以内に配達できるのは大きな強みです。
一番怖いのは、配送しても1-2ヶ月かかり最悪資金を回収できないことです。それなら、割高でも確実に資金を回収できる民間の配送会社を利用しましょう。
②仕入に関する点
商品の仕入に関しても、かなり影響が出ています。
一番打撃があるのは、「海外店舗買付」になります。
BUYMAでは、ハイブランドの需要が非常に高いです。そしてそのハイブランドとは、基本的にヨーロッパブランドが大多数を占めます。そういう意味で、ハイブランドはヨーロッパが断然安く、その中でもユーロ圏が一番安く買付することができます。
しかし、今回の新型コロナウィルスの影響で、ヨーロッパ圏内は最低限のライフライン以外の店舗は、基本的に営業停止という流れになっています。そういう点で、「海外店舗買付」は非常に影響が出ています。
では、そのような状況下でどうやって買付するのか?
それは、オンラインでの買付にシフトすることです。 ヨーロッパ全域で、ハイブランドの店舗は閉まっていても、オンラインでの営業は基本的にしております。
なので、基本的に海外のパートナー様にオンラインで購入してもらうことは可能なんです。
そして、①の解決方法である民間の配送会社を利用してもらえば、十分にハイブランドの手配は可能になります。
③需要に関する点
こういう有事の際に、物販で最も影響が出るのは「嗜好品」や「エンタメ品」になります。
マスクや生活必需品の需要が高まり、品不足のニュースでもあるように、有事の際の需要は「必需品」が優先されます。そういう意味で、ハイブランドも含め、BUYMAで取り扱う主力商品はファッション商品=嗜好品に当たりますので、当然消費者のニーズは低くなっております。
私の場合も需要の低下は感じられますが、「自粛疲れ」とも言える流れなのか、徐々に回復しているようにも感じています。というのも、ハイブランドの需要は減っていますが、一日一日でちゃんと注文は入ってきているからです。
またこの外出規制の流れで、確実にオンラインでの購買意欲は高まっています。
そういう意味で、そこまで悲観することではないかと思います。
まとめ
今回の新型コロナウィルスはピンチとも言えますが、チャンスとも言えます。
なぜなら、今回の騒動で離脱していくライバルショッパーもいるからです。 そして、もしBUYMAを始めようかと悩んでいる方がいれば、今はライバルも少なくなっており、始めるにはよいタイミングです。 BUYMAを始めるなら、今がチャンスとも言えます。
ぜひお気軽にご相談ください。