前回もコロナウィルスの影響に関する記事を記載しましたが、今回もコロナウィルス関連になります。
前回は、幅広い影響と対策について記載しましたが、今回は、特に「仕入」に関することを記載していきたいと思います。
コロナウィルスによるBUYMA上の影響とは?
現在特に深刻な状況とは、ヨーロッパを中心としたフランス、イタリア、イギリス、 スペインをはじめ、アジアでは中国、韓国、シンガポール、そしてアメリカやブラジルなどの広いエリアで、買付や輸送に影響が出ていて、最悪封鎖してる所もあります。
そして、その状況によりけりで、BUYMA内での対応状況も刻々と変わっています。
例えば
・直営店が営業停止しているため、買付ができず、海外買付をメインとしているプレイヤーが営業停止をしている
・外出できない、もしくは店舗が営業していないので、買付担当さんが買付に行けない
・渡航規制があるので、自ら海外に直接買付に行くことができない
・物流があらゆる所で遅延しており、お客様の元に商品が届かないことにより、キャッシュフローが悪化する
ということが起きています。
この状況に対して対策できることと言えば、
・イタリアやフランスなど、コロナウィルスの影響が大きいエリアを避け、この機会に他エリアでの手配を前提に、買付ネットワークを広める
・輸送遅延が起こっているリスクの高いエリアを極力避け、 「コロナウィルスのご時勢ですが、約1-2週間でお届けすることができます。」という売り文句で宣伝する
・欧米の直営店はほぼ閉鎖していますが、オンラインサイトは普通に営業しているので、オンライン買付を増やしていく
・配送期間の遅延がネックになっている状況なので、有在庫販売の需要が増すので、リスクの低い商品で在庫を抱えてみる
・コロナウィルス関連の給付金や無利子融資等を活用してみる
以上が考えられます。
コロナウィルスの混乱時期に挑戦してほしいこととは?
上記のような状況で大変ですが、この時期だからこそ挑戦してほしいことがあります。
それは、「買付ネットワークの強化」になります。
このご時勢、世界中でキャッシュフローが悪化しています。
世界のニュースを見ていれば分かるように、コロナウィルスの影響で失業する人も沢山います。そして、店舗の営業も停止することにより、店舗側のキャッシュフローも非常に悪化しています。
なので、この時期だからこそ、VIP交渉等の交渉事が成功する確率が高くなっています。
どのお店も、コロナウィルスの需要減により売上が下がってて困っているから、利益率が下げていても売上が欲しいからです。特に店舗を構えているところからすれば、店舗や倉庫などの固定費を稼がなくてはなりません。なので、利益率が下がったとしても売上が欲しいんです。
そうなれば、上記のような交渉事も通常時よりも通りやすくなります。
また買付ネットワークという意味では、買付パートナー様もこの機会に増やしていきましょう。
なぜこの時期にやるべきかと言うと、こちらもコロナウィルスの影響で、少なくとも収入減に苦しんでいる人が世界中に沢山いると思います。
その状況を考えれば、今の時期に雇いたいという雇い主は非常に貴重です。この機会にあまり攻めていなかった国やエリアの方々に積極的にアプローチしていきましょう。
まとめ
上記のように、コロナウィルスに苦しんでいる今だからこそ、やるべきことが沢山あります。
コロナウィルスが収束した後は、これまで常識だったことが非常識になり得ることがあるでしょう。その都度その都度、事態を想像しながら、対策していきましょう!